2016年7月9日土曜日

大鳥居氏と小鳥居氏

永禄2年(1559)12月25日、大友義鎮が大宰府天満宮の大鳥居氏を留守職に任命した。
ところが永楽3年になると、天満宮では大鳥居信渠と小鳥居信元とが抗争を繰り広げた。所領争奪が原因であった。その抗争は高橋鑑種の調停で和解したようだが、その和解条件は不明である。相互の所領が確定したと推定される。
しかし、永禄6年3月23日に、鑑種は大宰府天満宮留守職に小鳥居氏を任命した。

この間、大鳥居氏は不遇であったらしく、天正11年に改めて大友氏に接近するが、天正13年3月に島津軍が大宰府に進軍するや、このたびは大宰府天満宮社家大鳥居信寛は島津氏との友好関係を深める。




0 件のコメント:

コメントを投稿