大宰府学の勧め
2016年7月19日火曜日
13世紀、中国に漂着した大宰府民72人
12世紀から東アジア海域に於いて盛んに海に乗り出した大宰府民。
「即墨移風砦於大船中、得日本国大宰府民七十二人、因飄遇飄風飄至中国、有司覆験無他、詔給以糧、俾還本国」(『金史』巻15,本紀15,宣宗中、興定元年12月戊申(5日)条)
とあり、72人が乗船した大宰府船籍の船が中国に漂着した。「詔給以糧」とあり、東アジア漂流民送還ルールが出来上がっていたらしい。
ただし、この72人全員が日本人であるとかぎらず、むしろその一部は太宰府在住の宋人であった可能性も有る。
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