2016年7月2日土曜日

前大宰大弐藤原惟憲は大富豪

藤原実資の著『小右記』(長元2年7月)には、
「11日、戊辰、昨夕前大弐惟憲妻入京、即参内云々、惟憲明後日入洛、随身珍宝不知其数云々、9国2島物掃底奪取、唐物又同、已似忘恥、近代以富人為賢者、惟憲献白鹿于関白云々」
とあり、大宰大弐の惟憲は、九州各地の品々を「奪取」し、さらには「唐物」交易で富を蓄積したとある。その権限の大きさを知る。

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