2016年11月21日月曜日

大伴旅人は神亀4年(727)12月頃に太宰帥として着任したが(五味智英説)、その時に旅人は64才の高齢であった。したがって梅花の宴を開催した天平2年(730年)春正月に旅人は67才であった。この年の秋には大納言に任じられ、大宰府を離れ京に帰京する。
 現存する旅人の作歌は70首ほどであるが、大宰帥以前の歌が2首、大納言として大宰府を離れてからは7首であるに過ぎず、

2016年11月20日日曜日

甘木屋の建築物は、明治21年建造

(1)甘木屋は、太宰府天満宮境内に最も近い馬場地区に位置。
(2)旅館業や梅が枝餅製造業および芸者検番運営
(3)初代は高田磯三郎(1854-1925)
(4)甘木屋は、旧・天満宮社家小野加賀宅
(5)明治・大正期に、天満宮参道に十数件の旅館有りて、30余名の芸者あり。
(6)大宰府の「日帰り観光」化は、1902年(明治35年)5月15日設立の太宰府馬車鉄道開通によって、福岡からの利便性の良さが創り出した現象である。