1)本通り・本宿通り(長崎街道)--黒崎・木屋瀬・飯塚・内野・山屋・原田
2)内宿通り(唐津街道)--黒崎・赤間・畔町・青柳・箱崎・博多
である。
天保4年、通古賀触大庄屋竹森善次の願い書
御笠郡通古賀村大庄屋善次横折を以申上候覚
一薩摩中将様内宿御通行に付、両糟屋宗像より難渋の趣申し出、当郡の所難渋等はこれ無きや御詮義仰せ付けられ畏れ奉り候、二日市宿近年相痛み、殊に百姓家にて家居等手狭く、是迄御駕度度御昼在りなされ候に、御立宿定て御不都合に遊ばさるべし、人馬継は何れを御通行に相成り候ても、御笠人馬継方仕る義に付、難渋の義申し上げ難く候得共、二日市宿役不馴れに付、山家宿之継立便利宜しき義に御座候、然るに初て内宿筋御通駕之後ハ、薩州御家中様御通行烈敷、全体継方多き宿柄に面役等少く、右御難渋之趣に相聞へ申し候、猶又御泊り等の義に相成候はば、自然は御差支相成るべく存じ上げ奉り候、右申し上げ候通宜しく御聞き通り仰せ付けられ下され候様願い上げ奉り候己上
通古賀村大庄屋善次
天保四年十二月
神代助左衛門様
畑山伝兵衛様」(『筑紫野市史』下巻、1999年)
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