現在までに、『日本書紀』・『続日本紀』を中心に、正倉院文書・木簡、銘文、漆紙文書、考古遺物などに見える人事関係記録を集成してきた。数百名に及ぶ。古代人名辞典(坂本太郎・平野邦雄編、1990年刊)と比較すれば、その質量ともに劣るが、全く異なる発想での集成であり、またデジタル情報化されていることに、我が集成の特徴がある。
そのうえで、今後の研究のための統一フォーマット(案)を提出したい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ①年月日 | 『続日本紀』などの年月日 |
| ②人物 | 任官者 |
| ③位階 | 任官時の位階 |
| ④前職 | 「○○為△△」から判明する場合 |
| ⑤任官職 | 卿・大輔・少輔・丞・史生等 |
| ⑥兼官 | 「兼」「如故」など |
| ⑦後職 | 次に確認できる人事 |
| ⑧人事の種類 | 新任・昇進・転任・兼任・再任・解任等 |
| ⑨関連人物 | 同時に動いた人事情報と人間ネットワーク |
| ⑩記事の性格 | 任官/叙位/制度変更/人事評価等 |
| ⑪史料上の意味 | その記事から確認できること |
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