石山寺との接点
石山寺を建立する時に、半島系渡来人である秦氏の関与がなかったと想像することは難しい。
まずは、天平宝字5年(761)末より翌年にかけた石山寺造営に関する福山敏男先生論文「奈良時代に於ける石山寺の造営」から始めるのは常套手段である。
関連論文
岡藤良敬「八世紀中葉寺院造営労働力の一考察 : 造石山寺所甲賀山作所」『史淵』102号、99-128頁、1970年
以下の3点に注目するからである
• 基壇造成をともなう礎石建ちの基礎構造に加え大量の屋根瓦構造:地盤技術と石瓦技術の融合は当時の最先端技術。それは半島系渡来人が保有するテクノロジー。
• 仏像の厚肉彫・装飾技法:新羅系石工の様式との共通性の認識
• 供養塔の銘文や構造:秦氏系職人の関与を推測させる可能性
0 件のコメント:
コメントを投稿