2024年2月18日日曜日

太宰府で、お蕎麦といえば

 かぜのたみ

住所福岡県筑紫野市天山537-1

住所が太宰府市ではないですが、そこはご容赦ください。
いつもの通り、太宰府巡りをしていた時に、出会った。
天山の麓にある日帰り温泉の場所を探し求めていた時に、カーナビに出現したお蕎麦屋。
これは一見とばかり参上し、賞味。全国のお蕎麦乾麺愛好会会長(会員数は1人)としては、日本三大蕎麦の一つである出雲そばを離乳食時代から食べてきただけに、すでに半世紀をはるかに超えた無類の蕎麦好き。
そばの原点は、出雲そばの本田商店。このお店のお蕎麦乾麺が比較の原点。
出来立ての味であれば、同じ出雲そばの「吾郷屋」(廃業)さん。この吾郷屋さんは、注文があるたびに、目の前で蕎麦を打ってから、お客に出す。農家なのか、お蕎麦屋さんなのか分からなかったが、あの町営体育館横のお店のご主人の腕前は確かであった。その味を表現するのは至難の業。
だから私の舌には、江戸風の「更科堀井」や「麻布永坂更科本店」などの味は本質的に合わない。やはり田舎そばが好み。

さて、それでは肝心の「かぜのたみ」はと言えば、「本格10割蕎麦」のセールスポイントの通り、喉越しが良い。店主の意気込みが感じられる味。
田舎そば風ではなく、少しだけ都会風。強いて言えば、無国籍そば。

メニューを見ると、やはりそれなりに価格は高い。お店お勧めの「彩振舞い膳」は3000円近く。その価値はある。
 ただし、私にとって、そば汁は少し濃い目。

 





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