多くの日本古代史家の関心の外にあるのが、米の計量法。しかし、それこそ農民にとって、死活問題であった。
米「前かき」と「おろし」とは
「古伝に前かきと申は、升を居置、米を入、手前えかきおろし候、 おろしはかりと申は、升を手に持ながら米を入、向へはらひ 申候、前かきとおろしはかりにて四升差有之由」(重松篤太夫著『地方古義』(岐阜県デジタルアーカイブ1000349、安永年間成立 安政年間写 別名「地方古義」「尾張地方古義 」など。尾張藩士の著者が、藩内の石高、知行等諸事項を130項目に分類し沿革などをまとめた資料。郷土資料詳細 | 岐阜県図書館デジタルアーカイブ)
机の上で、コンピュータを見つめながら、米が何石だとかを論ずる軽率な方々にとって、かかる些細なことは理解不可能であろう。しかし、その違いこそ、収奪される農民にとって、生きるか死ぬかの大きな違いを生む。
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