2025年7月7日月曜日

百済系渡来人の居住地

 朝鮮半島系渡来人の研究の展開に、筆者は目を見張る。

屋上屋を重ねる恐れがあるものの、日本出土の百済系有蓋台付銅椀の出土分布をみると、以下はヒットした遺跡である。


1、長崎県対馬市保床山古墳

2、静岡県宮下古墳(沼津市大岡中石田)

[ID:17189] 静岡, 高坏形金銅器 静岡縣駿東郡大岡村中石田 古墳出土 秋元由太郎発掘 沼津中学校蔵, 須恵器 : 資料情報 | 研究資料・収蔵品データベース | 國學院大學デジタル・ミュージアム

3,神奈川県登尾山古墳(神奈川県伊勢原市三ノ宮)

登尾山古墳出土品 | 伊勢原市

4、千葉県殿塚古墳(千葉県山武郡芝山町芝山438-1)

千葉県殿塚古墳・姫塚古墳出土埴輪(ちばけんとのづかこふん・ひめづかこふんしゅつどはにわ) | 千葉県芝山町ホームページ


5、茨城県風返稲椅山古墳(茨城県かすみがうら市坂1029-1)

茨城県風返稲荷山古墳出土品 – 茨城県教育委員会


 私はこれら五か所を百済系渡来人居住地であった(さもなくばその系譜文化の影響を強く受けた地域であった)と考えたい。

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