朝鮮半島系渡来人の研究の展開に、筆者は目を見張る。
屋上屋を重ねる恐れがあるものの、日本出土の百済系有蓋台付銅椀の出土分布をみると、以下はヒットした遺跡である。
1、長崎県対馬市保床山古墳
2、静岡県宮下古墳(沼津市大岡中石田)
3,神奈川県登尾山古墳(神奈川県伊勢原市三ノ宮)
4、千葉県殿塚古墳(千葉県山武郡芝山町芝山438-1)
千葉県殿塚古墳・姫塚古墳出土埴輪(ちばけんとのづかこふん・ひめづかこふんしゅつどはにわ) | 千葉県芝山町ホームページ
5、茨城県風返稲椅山古墳(茨城県かすみがうら市坂1029-1)
私はこれら五か所を百済系渡来人居住地であった(さもなくばその系譜文化の影響を強く受けた地域であった)と考えたい。
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