2025年6月25日水曜日

年号「白雉」(650-654)

 偶然に目にした論文(網干善教「長 門国「赤」 と「長登」)に、年号「白雉」に関する新聞記事が紹介されていた。

それには明白に「白い雉」が撮影されている。

まず、その記事とは『山口新聞』平成2年7月6日付けである。署名記事ではないので、その撮影者は判明しないが、小野田市在住の川崎某氏宅にて飼育されているとある。


なお、網干先生の論文とは無関係であるが、白雉はメラニン色素の合成に関わる遺伝子の変異によって体色が白くなる現象である。これは「チロシナーゼ遺伝子」などの変異によって起こることが多く、例えば白いタヌキの体色変異がチロシナーゼ遺伝子の変化によるアルビノ表現型だと紹介されている。


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