2023年7月8日土曜日

大宰府の大字・小字・ホノケ(太宰府市史よりの引用)

 

出典:https://www.city.dazaifu.lg.jp/soshiki/2/1846.html


地名の読み方と由来

区分地名読み方由来
大字通古賀とおのこがここに筑前国衙があったから、といわれている。
>>註)長沼賢海)(1883-1980)によると、「通古賀王城神社・筑前国衙説」

大字観世音寺かんぜおんじかつての西海道第一の官寺「観世音寺」に由来する。
>>註)観世音寺は7世紀後半、天智天皇の発願で母・斉明天皇の供養のために創建。完成したのは、746年。
大字国分こくぶ8世紀半ば、筑前国分寺・国分尼寺がここに建てられた。
>>現在の福岡県太宰府市国分4丁目13
大字北谷きただに宝満山の太宰府市域の北側の谷
行政区松川まつごう 
町名宰府さいふ 
町名都府楼とふろう 
町名白川しらかわ 
大字・町名水城みずき 
大字・町名大佐野おおざの 
大字・町名向佐野むかいざの 
大字・町名吉松よしまつ博多の港に入る船にとって、良い目標となる大きな松の木があったことから名付けられたという。
小字・町名連歌屋れんがや今の宰府三丁目の町筋で、鎌倉時代末から江戸時代末まで、連歌の会所があった。
小字・町名朱雀すざく 
小字愛獄おだけ 
小字関屋せきや刈萱伝説で有名な刈萱の関があった。
ホノケ四王寺しおうじ山上に大宰府鎮護の四王寺(四王院)が造られ、東西南北の峰にそれぞれ持国天、広目天、増長天、多聞天を祀ったことに由来する。
ホノケ小鳥居小路ことりいしょうじ安楽寺天満宮の別当、小鳥居家の屋敷があった。
ホノケ洗出あらいだし国分大谷から砂が流れ出てできた土地だという。
出典:太宰府市史「民俗資料編」P1101から

ホノケとは・・・小字より小さい地区(場所)をホノケと総称します。特定の場所ごとにそれぞれ具体的な名前があります

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