2023年7月8日土曜日

大宰府の小字

 下記の資料は太宰府市史からの転記である。

その中で、注目するのは、坂本三丁目の小字名である

*正府

である。


確かに、日本遺産太宰の説明によると、

*「「館」は都からの赴任者の官舎で、このうち「南館」は菅原道真が謫居した館として知られています。その後、道真の霊を弔うため大宰大弐藤原惟憲が1023年に浄妙院を建立し、ここと天満宮をむすぶ神幸行事が大宰権帥大江匡房により1101年にはじめられました。その場所は引き継がれ、今は榎社となっています。近くに客館跡があり、朱雀大路沿いの雰囲気が感じられる場所です。」南館跡 | 日本遺産太宰府 古代日本の「西の都」~東アジアとの交流拠点~ (dazaifu-japan-heritage.jp)

とある。とすれば、この「正府」は都からの赴任者の官舎「館」を示すのか、

d-525.pdf

観世音寺の小字標識
観世音寺1丁目F0078旧小字標石 日吉(ひよし・ひえ)
F0085旧小字標石 五反田(ごたんだ)
F0091小字標石 土居ノ内(どいのうち)
F0111旧小字標石 露切(つゆきり)

観世音寺2丁目F0058旧小字標石 広丸(ひろまる)、
F0059旧小字標石 大楠(おおぐす)
F0061旧小字標石 不丁(ふちょう)
F0146旧小字標石 油田(あぶらだ)
観世音寺3丁目F0122旧小字標石 大裏(だいり・おおうら)
観世音寺4丁目F0080旧小字標石 住ヶ元(すみがもと)
F0082旧小字標石 学業(がくぎょう)
F0100旧小字標石 安養寺(あんようじ)、
観世音寺5丁目F0102旧小字標石 堂廻(どうめぐり)
F0105旧小字標石 山ノ井(やまのい)
F0106旧小字標石 今道(いまみち)
F0107小字標石 御所ノ内(ごしょのうち)、
F0114旧小字標石 朝日(あさひ)

大字観世音寺
無し

坂本

坂本の文化遺産一覧
坂本1丁目F0038旧小字標石 石橋(いしばし)
F0043旧小字標石 関屋(せきや)
坂本2丁目F0031旧小字標石 松倉(まつくら)、
F0033旧小字標石 エリカド
坂本3丁目F0017旧小字標石 花屋敷(はなのやしき)
F0019旧小字標石 浦山(うらやま)、
F0020旧小字標石 林崎(はやしざき)
F0021旧小字標石 西浦(にしうら)、
F0022旧小字標石 池田(いけだ)
F0023旧小字標石 前(まえ)
F0026旧小字標石 辻(つじ)、
F0029旧小字標石 大正府(おおしょうぶ)
F0030旧小字標石 小正府(こしょうぶ)、
F0126追分石(道標 花屋敷サコ)

大字坂本なし


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