私の手控えノートにすぎず、以下は研究ではない。
研究史に暗い私は先人の優れた研究の有無を知らない。したがって、すでには調査済みであれば、それを参照していただきたい。
天平宝字4年と5年の資料としては、
(天平宝字四年)「造金堂所解案」(25―309、310)
安芸絁:660文
讃岐絁:660文
丹波絁:680文
但馬絁:670文
因幡絁:614文
遠江絁:646文
越前絁:635文
備中絁:630文
下野絁:620文
美濃絁:655文
常陸絁:630文
(天平宝字四年)「造金堂所解案」(25―309、310)
備中長絹(絁か?):800文
(天平宝字五年)「写経所解案」(15-134)
東絁:760文
天平宝字二年九月「坤宮官布施充当文」(14ー54)
参河白絁:750文
天平宝字四年)「造金堂所解案」(25-309)
三川白絁:800文
とあり、産地名の付いた品白絁は少しばかり高価であった。ブランド品であったらしい。
いずれにせよ、
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