隠岐国正税帳(天平元年)には、
「古酒2腹 (員9石5斗5升7合、雑用4石2斗7斗4合)」
の記事を見る。
①中国ーー「新嘉量」の1斗は約1升1合
②奈良時代「1合は約84ml、合―升ー斗ー丈」(典拠:福岡市博物館
https://search.app/57cJJrQfywv9uQcW7)<現在、1合は180ml>
③奈良文化財研究所では1合は約80ml
此の数式によると、隠岐島に802.788リットルの巨大な酒甕が存在したらしい。その酒蔵は甕据付穴とみられる土坑を内部に有する建物であっただろう。
なお、佐藤祐花氏によると、福岡市西区桑原遺跡出土の「コップ型須恵器は約700ml」入るという。何のエビデンスもない想像に過ぎないが、1升用の志摩地方独自の甕ではないだろうか。
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