大宰府学の勧め
2017年7月20日木曜日
大宰府の大伴旅人(1)
当時、66歳であった大伴旅人は大宰府の帥。旅人の館(不詳)において、天平2年正月13日に、風流を楽しむ。
*春さればまづ咲く宿の梅の花独り見つつや春日暮らさむ(巻5、818番歌)
⇒宿(「耶登」=「登」は異例。本来であれば、甲類のドであるべきだが、その清濁の乱れ有り)
⇒「くらさ
む
」=「くらすことであろうか」の意。
*わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも(巻5,822番歌)
⇒「ひさかたの天より雪の流れ来るかも」=「空より雪が流れ来るのであろうか」の意。
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